『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を読んで株を探す

実用書

株は安く買って高く売れば儲かる

ですが、実際にそれができている人は少ないと思います。私もテンバガー(株価が10倍になった、またはなりそうな銘柄)を見つけられるのであればその銘柄を購入したいとは常々思っていますが、正直どの銘柄が上がるかなんてよくわかりません。なので私の投資方針は、「高配当銘柄を買い付け保有し続ける」です。

どのような銘柄がテンバガーに化けるのか、株式市場に身を置く人なら誰もが知りたいことと思います。

この本を読めば、「どのような銘柄が10倍・100倍になる可能性があるか」を知ることができます。

著者のプロフィール

四季報読破を20年以上続けてきた四季報マニア

著者の渡部清二さんは1990年に大学を卒業後、野村證券に入社。個人投資家向けの資産コンサルティングに10年、機関投資家向けセールスに12年携わっていたそうです。 野村證券在籍時に四季報読破を開始し、20年以上続けています。

まさに、四季報マニアです。あの分厚い鈍器のような四季報を毎回読破するのにも驚嘆ですし、20年以上続けられることがすごすぎます。

この本は、渡部清二さんが長年の四季報読破から見つけた効率的な10倍株の探し方が解説されています。

この本の3つのポイント

10倍株の条件4つ

PERの罠

今後の株式市場のテーマ

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10倍株の条件4つ

筆者は10倍株となり得る株の条件として以下の4つを挙げています。

  1. 増収率が高い
  2. 売上高営業利益率が10%以上
  3. オーナー企業
  4. 上場5年以内

1. 増収率が高い

筆者は、急成長株を見つけるのに最も大切なことは急成長していること、すなわち増収率が高いことだと述べています。

具体的には、4年間で売上高が2倍以上=年率20%以上増収しているような株です。

具体的な数字で示してくれているのでありがたいですね。各企業の売上高をチェックしていき、4年で売上高が20%以上となっている企業を探していきましょう。

2. 売上高営業利益率が10%以上

営業利益率が10%以上あれば、いわゆる「稼ぐ力」がある企業と判断できるそうです。

ちなみに、営業利益率=営業利益÷売上高×100 で算出されます。

ですから、営業利益率を上げるには営業利益を上げる必要があります。営業利益とは、売上総利益から販売費および一般管理費を差し引いたものになります。

「販売費および一般管理費」は営業活動で生じた費用のことで、人件費はここに含まれます。なので営業利益を上げるには、

  1. 売上総利益を上げる
  2. 人件費を安く抑える

という2つの方法があります。2の人件費について筆者は「人件費をコストと考えるか、人を財産と考えるか」という話もしており、もちろん後者がいいという考えです。

私はこの話で百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」の主人公である国岡鐵造を思い出しました。

3. オーナー企業

ポイントの3つ目は「オーナー企業で筆頭株主」であることです。著者の経験則として、「株価が右肩上がりの企業は、創業者もしくは創業家出身の経営者が筆頭株主」という法則があるそうです。

具体例としては、ソフトバンクグループの孫正義社長が挙げられます。

また、筆頭株主の人物像が把握できなかったら投資を控える、とも書かれています。どんな人物が経営権を握っているのかは知っておいたほうがよさそうですね。

4. 上場5年以内

4つ目のポイントは「上場5年以内」であることです。

10倍株には、上場して間もない新しい企業が業績を上げるか、古くからある企業の業績が伸びるかの2通りだが、次世代型でおもしろいことに取り組んでいるのは新しい企業のほうが多いので上場5年以内の会社のほうが10倍株に化ける可能性があるということらしいです。

そう言われてみれば確かに、と思いました。上場して何年も経過している歴史ある企業は余程の転換点がない限り、成長し続けることはあっても10倍・100倍のような急成長はしないような気がします。

以上が、10倍株の条件4つでした。

重要なのはこの4つですが、この本には他にも10倍株を探すポイントがいくつか載っていますのでよかったら読んでみてください。

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PERの罠

株の勉強をしているとPERがよく出てきます。私はまだ投資初心者なのでPERとはまだ分かり合えていません。

PER=株価÷1株あたりの利益(EPS)

英語3文字に省略するのが好きですね、皆さん。

PERに関してよく見かけるフレーズとしては、「PERが安い株を買えばよい」だと思います。

これは、「同じ市場もしくは同じ業種の平均PER、PBRを下回るものは割安に放置されている」という説明からくるものらしいです。

これに対して、著者は意見を述べています。

PERが低い株は割安である、というのはある意味では正しく、ある意味では間違っているそうです。

著者曰く、「PERが高い」は市場の期待が高い表れ、PERには一般的に言われている株価の割安・割高を計る指標と、期待値という視点がある。大事なのは、どんなことでも2つの見方が存在するという事実を認識すること、とのことでした。

その後に、筆者はこうも言っています。

「儲かるとは、自分が買った値段より高く売ること。割安だろうが割高だろうが関係ない」

そりゃそうだ!!!って思いました。

市場のテーマ

将来を見据えた政策や国策が出されたとき、その内容を一つ一つ丁寧に見ていくことが、今後の株式市場のテーマを考えるうえで大きなヒントになるそうです。

最近だと、SDGs、脱炭素、プログラミング、DXあたりでしょうか。

ニュースでもよく取り上げられていますし、弊社でもよく耳にするようになってきました。

これらのことも踏まえて株を探していきたいですね。

まとめ

ここまで『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』のポイントをご紹介しました。

私は古くからある企業の高配当銘柄が好きですが、これを機会にテンバガーに化ける銘柄を探してみたいと思います。

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